眼瞼痙攣（がんけんけいれん）

眼瞼痙攣とは？

まぶたを閉じる筋肉の収縮が繰り返し起こる状態です。

初期は下まぶたの痙攣から始まり、次第に上まぶたに進行し、重症になると自力で眼を開けることができにくくなり瞼が閉じっぱなしの状態になり日常生活に支障をきたすことになります。進行はゆっくりですが、自然に治ることは稀です。

 

眼瞼痙攣の原因は？

原因はまだ不明で、ストレスによる自律神経の乱れ、睡眠不足、

または脳から送られるまぶたの開閉の指令がうまく出来ずにおこると考えられています。

これらによっておこる痙攣は本態性眼痙攣と呼ばれます。

他にもパーキンソン病に見られる症候性眼痙攣、向精神薬、抗不安薬による薬物性眼痙攣もあります。

一般的に病院では注射や薬物療法などがありますが、数ヶ月で再発してしまうことがほとんどです。

 

整骨院・鍼灸院でのアプローチ）

病院の検査などに異常がなく原因が特定できずストレス性などの診断が下された場合は

鍼灸での施術をお勧めいたします。

鍼灸治療は神経の異常興奮を抑制する鎮静する作用があり、自律神経の乱れやホルモンバランスを整えて、誘因となるストレス、睡眠不足などによる身体の不調を緩和させる効果があります。

鍼灸が苦手な場合は、眼精疲労マッサージなどでも対応はできます。