頚椎症性神経根症
こんな症状で
お悩みではありませんか?
- 首や肩、腕の痺れ
- 上肢に力が入りにくい
- 上や下向くと痛みや痺れが強くなる
- 指の感覚麻痺がある
- 肩から腕にかけてずっと辛い
頚椎症性神経根症とは
加齢に伴う退行性変性疾患である頸椎椎間関節症や頸椎椎間板症などを素因として、神経根が圧迫をされて起こります。
40から50歳に多く、主な症状は頚から肩、上肢の痺れや痛みです。頚部の側屈や後屈で症状が憎悪します。また上肢への放散痛や筋力低下、感覚障害もある場合があります。
テスト法
スパーリングテスト
座位にて頭部を患側に側屈し、両手で頭頂部を圧迫をする。患側上肢に疼痛や痺れが誘発または増強した場合陽性。
ジャクソンテスト
座位にて頭部を後屈し、両手で頭頂部を圧迫をする。患側上肢に疼痛や痺れが誘発または増強した場合陽性。
ショルダーデプレッションテスト
座位にて頭部を健側へ側屈する。患側の肩と頭部を離すように頭部は側屈方向へ、肩は押し下げ上肢への痺れや放散痛が誘発または増強で陽性。
当院での治療方法
頚部後屈により特に神経根に圧迫が起きやすいので、手技により頚部後屈筋を緩めます。
また鍼灸治療や超音波、無理のない範囲での牽引を行っていきます。